実施委員長あいさつ

日本文化人類学会第56回研究大会 実施委員長 窪田幸子

 日本文化人類学会第56回研究大会は、新たな試みとして「ハイフレックス型」で開催する方針としました。ハイフレックス型とは、オンラインと現地のどちらでも参加することができる開催方式を指しています。第56回研究大会では、発表者とその他の参加者の双方に関して、参加方式をオンライン参加と現地参加から選択できるようにします。また、オンラインによる参加者もすべての発表について視聴・質問を可能にするなど、できる限り参加方式による違いが生じないようにする方針です。

 

 新型コロナウィルス感染症のため不透明な状況が続くなか、なるべく多くの方々に研究大会に参加していただくために、このような開催方式を取ることにしました。ただし、今後の状況次第では、オンライン型に開催方式を変更せざるを得ない場合も想定されます。その場合には、2022年4月上旬までに変更を決定し、お知らせする予定です。

 

 ハイフレックス型での開催は、過去2回のオンライン型開催とも大きく異なる、実験的な試みとなります。大会運営を成り立たせるため、大会サーキュラーに示すようにいくつかの点で運営方法を変更しました。それでも、初めての試みですので、予期せぬ問題が生じる可能性があります。参加者の皆さんには、このような事情をご理解の上、大会運営に積極的にご協力いただきますようお願いいたします。