第56回日本文化人類学会研究大会 前夜祭

次世代支援WG2021+人類学若手交流会 共催イベント

フィールドに行けない人類学:院生3分リレートーク

主旨説明

 コロナ禍でフィールドワークを実施できない期間がまる2年となった。

 2020年の5月末、コロナ禍が始まり半年もたたない頃「COVID-19状況下においてフィールドワークはいかに可能なのか?―若手座談会」が開催され、当面の試み、アドバイスが述べられたが、その後、若手をとりまく困難な状況は多様で複雑化している。次世代支援ワーキング・グループでは、その状況に鑑み2021年7月「シンポジウム フィールドに行けない人類学(者)」にて名誉教授、教授になられている先生方のご経験をお話いただいた。同年9月には、「若手・アーリーキャリア研究者セミナー「人類学をベースにキャリアアップしよう:アカデミアの場合」」を開催し、フリートークの時間も設けた。ここから聞こえてくる若手の声は、「フィールドワークを必須とする人類学を専攻したのにフィールドにいけない」多様な困難と不安と、同世代との「交流する時間」がほしい、ということであった。オンラインのイベントが日常化する中、耳学は広くできるようになったとはいえ、受動的な「聞き側」になる傾向にあり、自らの状況を語り、気軽に情報共有する機会にめぐまれない学生たちが多い。

 このコロナ禍の2年間、院生たちはそれぞれ自らの関心をどうあたため、展開し、模索してきたのだろうか。

 本企画は、文化人類学会の研究大会の前夜祭として、大学院生がそれぞれの試みや行き詰まりを、3分リレートークで共有するものである。その後のテーマ別フリートークの時間も活用しながらコロナ禍を生きる同世代のつながりをつくりたい。

 

開催日時・開催方式

  • 日時 2022年6月3日(金)19:30~21:00(予定)
  • 場所:Zoom
  • おもな対象:修士・博士課程・ポスドクの方など(学会員、非学会員を問わない)
  • 参加費無料
  • 話題提供者: 15人ほどを募集し、各自スライド二枚で、一人3分のリレートークを行う。(交流のためのPPT)

 

プログラム

  1. 趣旨説明
  2. リレートーク(一人3分×15人程度)(45分)
  3. フリータイム(各ブレークアウトルームにて意見交換)(30分)

*ブレークアウトルームのトピックは募集する。

 

開催主体

  • 主催:日本文化人類学会 次世代支援ワーキング・グループ2021(研究育成委員会2020~2021年度)
  • 共催:人類学若手交流会

*「人類学若手交流会」は、日本文化人類学会次世代支援ワーキング・グループ2021によるシンポジウム開催、ワークショップ開催をへて発足した、大学を越えた院生による自主的な集まりである。

 

募集内容

  • 対象:修士・博士課程・ポスドクの方
  • 発表内容:若手同士の交流のため、PPTのスライド2枚、持ち時間3分で、ご自分の自己紹介をまとめてください。(何に関心をもって、どこで調査をしたい/してきた、今度の展開で考えていること、希望、困っていること、所属等をこえて共有したいこと、直面している問題など)
  • 参加者条件:とくになし

学会員でなくても可。大学院に進学を考えている方、大学院に在籍の方など、同じ世代のつながりを求めている方、大歓迎です。

 

締め切り

  • 発表申し込みの締め切り    5月16日(月)(参加のみの場合6月1日まで)
  • 発表者のPPT提出の締め切り 5月23日(月)

*応募数によっては、先着順の受付とさせていただきます。

 

登録・連絡方法

* 発表なしで参加のみ方も、同じく上記のフォームにてお申込みください。

 

今後若手交流会のイベントに参加されたい方へ

若手交流会では、以下の手段でも情報共有を行っていきます。ぜひこちらも併せてご登録ください。

 

  • Facebookグループ

*以下がグループのリンクとなります。

https://www.facebook.com/groups/354792573373643/?ref=share

 

  • メーリングリスト(Googleグループ)

*以下のフォームから登録手続きが行えます。

https://forms.gle/P1yQixpdu1xab6bUA